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2018-03-30

あったか生姜レシピで新しい環境のストレスを乗り切ろう

生姜は加熱して食べると、体を深部から温めるというブログを書いたところ、多くの方から「豚肉の生姜焼きくらいしか思いつかない」「生姜料理を教えて欲しい」という声が届きました。

そこで、今回は、料理研究家の内藤朋子先生に、生姜を使った簡単レシピを教えていただきました。

「薬味やトッピングにしか使わないという方も多いのですが、思い切って味付けのメインに生姜を使ってみるのもおすすめです。肉や魚の旨味を引き立ててくれますし、根菜類との相性も抜群です。今回は、スープと炊き込みご飯の生姜レシピをご紹介します。体の深部を温めてくれる温かい生姜料理は、病み上がりや、疲れがたまっていると感じたときにぴったりです。これからの季節、新しい環境で過ごす方も多いでしょう。心も体もリラックスできる生姜料理で、癒されてください」

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◎生姜と手羽元のあったかスープ(上の写真)

材料(3人分)
大根 10センチ程度
鶏手 羽元3本
生姜 2かけ(煮込み用1かけ、トッピング用1かけ)
豆苗 適宜
鶏ガラスープの素(顆粒タイプ)大さじ2
ごま油 大さじ1
塩麹 小さじ1強〜適宜

作り方
① 手羽元は骨に沿って包丁で切り込みを入れ、塩麹小さじ1をよくもみ込んでおく
② 大さじ1のごま油を鍋で温め、輪切りにした生姜1かけ分を香りよく炒める
③ ②に乱切りにした大根を加えてさらに炒め、油が回ったところに手羽元も加え、肉の 表面の色が変わる程度まで炒め合わせる
④ 水3カップと大さじ2の鶏ガラスープの素を入れ、弱火で大根が柔らかくなるまで煮込む
⑤ 手羽元に火が通ったら、スープを一度ざるで濾す。少し温め直し、味をみて足りないようであれば、塩コショウで味を調える
⑥ 器に盛り付け、同じ長さに揃えた針生姜と豆苗をトッピングして完成

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◎生姜とアジのご飯(下の写真)

材料(2合分)
米 2合
生姜 3かけ
アジの干物 1枚
大葉 2〜3枚
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
塩 適宜

作り方
① 生姜を繊維に沿って細めの千切りにする
② 鰺の干物をグリルで焼いておく
③ 研いだ米に①と調味料を入れ、2合のメモリまで水を入れたあと、アジの干物を米の上にのせて普通に炊く
④ ご飯が炊きあがったら、アジを取り出し、骨と皮を取り除いて身をほぐしてご飯に混ぜる
⑤ 器にご飯を盛り、細切りにした大葉と針生姜をトッピングして完成

ブログ担当者も早速つくってみましたが、簡単で美味しい、しかも体がポカポカ温まるお料理でした。食べ盛りのお子さんのいるお宅なら、手羽をたくさん煮込んでも良いですね。

これから冷房の効きすぎた室内で過ごす時間の増える季節。夏こそ、ポカポカあったか料理を夕食に取り入れる作戦で、体温37℃を目指しましょう!

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内藤朋子先生

フードアナリスト。特別な材料を使わず、誰でも簡単に作れるメニューを提案している。
食育、アンチエイジング料理など、「美と健康」を意識したレシピに定評あり。
ブログ『おいしい便り』も好評。食材や料理、先生のおすすめのお店などが紹介されています。

https://torinomama.exblog.jp

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